上記より太陽の寿命の概算値を求めよ。
月のレーザー測距; 左:中国科学院ホームページより.
中:Apollo 11’s and 右:Apollo 15’s laser reflectors. [NASA]
ニュートンはこの法則を参考に
万有引力の法則を導出(1686年)
遠心力=引力から\(T^2 \propto r^3\)を得る
力が逆2乗則に従う\(\leftrightarrow\)空間が3次元であることの証明
軌道半径が分かれば、万有引力の法則から直接導ける
\[1 \mathrm{M}_{\odot} = \frac{4 \pi ^2 \times \left( 1\mathrm{au} \right) ^3}{\mathrm{G} \times \left( 1\mathrm{yr} \right) ^2} \]
この式を\(T=\frac{2 \pi r}{v}\)を用いて変形すると \[M = \frac{4 \pi^2 r^3}{GT^2}\]
ウィリアム・ハーシェル(William Herschel, 1738 - 1822)
太陽光スペクトルに暗線を観測(1814年, 発見は1802年イギリスのウォラストンが先)。彼の付けた記号と共に“フラウンホーファー線”と呼ばれる。
By Deutsche Bundespost (scanned by NobbiP) [Public domain], via Wikimedia Commons
水素“原子模型”
(Bohr model)
エネルギー準位と再結合線
A low resolution spectrum of the star Vega showing prominently the Balmer lines of hydrogen.
現在の太陽中心部のH存在比は\(0.33\)と推測される。 \(\to\) 現在の太陽年齢は約46億年
cf. 最も始原的な隕石の年齢は\(45.672\pm0.005億年\)
太陽の寿命は約100億年
このことだけを考えると、人工衛星を飛ばすよりも地上に大きな望遠鏡を置いた方が都合が良い。
左図: レアンドロ・エルリッヒ『スイミング・プール』2004年 金沢21世紀美術館 (c) Leandro ERLICH 撮影:渡邉修
プラズマ(荷電粒子)は磁力線に沿ってしか動けない
\(\to\) プラズマの磁力線への“凍結”
Matsumoto & Suzuki 2014, MNRAS, 440(2), 971–986
黒点付近のねじれた磁場のリコネクションとする説が有力
「ようこう」最大の成果のひとつ : フレアのエネルギー解放過程が磁気リコネクションであることをほぼ決定づけた (ISASニュース2003年1月号『特集:「ようこう」の10年』)
1989年3月13日の磁気嵐
TSI data from THE SUN AND THE EARTH’S CLIMATE, and temperature data from Leclercq and Oerlemans 2012 & NOAA National Centers for Environmental information